バイクの自賠責保険は必要?自賠責保険と任意保険の違いとは?

sawa

バイクに乗る時に自賠責保険に加入するのは義務って分かってはいるけど,自賠責保険ってなんのための保険なのかなぁ〜?

 

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補償するのは知っているけど実際のところ自賠責保険って必要なの?自賠責保険に入っていたら任意保険は入らないでいいかなぁ

 

今回は「自賠責保険とは?自賠責保険と任意保険の違いについて」紹介します

 

これを読めば2分で自賠責保険と任意保険の違いを理解することができます

 

最後まで読んだ後は自賠責保険の理解を深めることができるのと同時に任意保険加入がすごく大切なことだと気付くことができます。

そもそも自賠責保険とは?

自賠責保険とは,事故による被害者を救済するものです。

 

日本では,全ての二輪車と自動車は自賠責保険への加入が義務付けられています。

 

250cc以上のバイクであれば、車検時に自賠責保険に加入するのが一般的です。

 

250cc以下のバイクの場合は,車検がないので満了期限がきたらバイク屋や保険会社に自分で足を運び自賠責保険を契約することになります。

 

最近はコンビニでも自賠責保険に加入することもできます。

 

自賠責保険が切れているバイクに乗った場合はどうなる?

 

自賠責保険に加入しないでバイク・自動車等を運転した場合は,1年以下の懲役または50万円以下の罰金となり違反点数6点が課せら一発免停になります。

 

自賠責保険料はいくらかかるの?

車検がない250cc〜50ccバイクの自賠責保険料

1年契約 2年契約 3年契約 4年契約 5年契約
原付 7280円 9870円 12410円 14890円 17330円
250cc以下 9510円 14290円 18790円 23560円 28060円

車検が必要な250cc以上のバイクの自賠責保険料

24ヶ月 25ヶ月 36ヶ月 37ヶ月
250cc以上 13640円 14010円 18020円 18380円

自賠責保険って補償限度額が120万円までってホント!?

自賠責保険は被害者を救済するものであり自分への補償,対物への補償は対象にならないです。

 

また,自賠責保険は対人への補償額にも上限が設定されています。

 

以下に詳しく自賠責保険の補償内容を説明します。

  • 事故により相手にケガをさせた場合:120万円
  • 事故により相手に後遺症障害を負わせた場合:4000万円
  • 事故により相手を死亡させた場合:3000万円

 

 

例えば,事故を起こし,相手に傷を負わせ,相手の乗り物も破壊し,自分の愛車も傷ついてしまったとします。

 

相手の通院料・リハビリ料・ケガをしたことによる休業損害・相手の車の補償などなど相手に支払う費用は多いです。

 

しかも,相手の車が高級外車だった場合は大変なことになります。

 

それに加え自分もケガをしてしまった場合は自分の治療費・愛車の修理費もあります。

 

任意保険に加入していないと,とても自賠責保険の補償額120万円ではまかなえない額の支払い義務を負うのは想像できますよね!

 

現状では自賠責保険だけでは足りないことが多いです!

 

払わないとどうなるの?

払えない場合はどうなるかというと,土地や家を持っている,会社勤めをして給料を貰っている場合はその全てが差し押さえになる可能性があります。

 

また,支払えないから逃げたとしても最近ではマイナンバー制度があり,国が個人の情報を管理しており,雇用する側にもちゃんとした人でないと雇ってはいけないという規制がかかります。

 

要するに,働く場所も失い,結果的に人生を棒に振ることになります。

 

自賠責保険で足りない部分を任意保険でカバー!

上記でも説明したように事故を起こした時,自賠責保険だけでは支払うことができない額を請求される可能生があります。

 

そのために,任意保険があります。

 

任意保険は,自賠責保険が相手の”身体の損傷”のみに補償が適応され,かつ上限額が設定されているのに対して任意保険は補償の範囲を自分で選択でき,補償額も自分の責任やライフスタイルに合わせて設定できます。

 

自賠責保険と任意保険の違い!

以下に自賠責保険と任意保険の違いを説明していきます。

 

自賠責保険:モノや自分は一切補償されない

  • 加入の義務がある
  • 対人事故の損害補償
  • 支払い限度額が決まっている
  • 示談交渉は自分でする

 

 

任意保険:適応範囲や補償額も自分にあったプランを選べる

  • 加入の義務はない
  • あらゆる事故の損害を補償
  • 示談交渉の代行サービスもある

 

任意保険の補償内容まとめ!

 

  • 対人賠償責任が自賠責保険で補償できる範囲を超えてしまった。
  • 他人の物に損害を与えてしまった。(相手のクルマやガードレールなどの公共物)
  • 運転者本人がケガをしてしまった。
  • 自分のバイクが壊れてしまった。

 

任意保険は対人と同様に対物も無制限にしておこう!

もしガードレールを壊したら賠償額はいくらになるの?

ガードレールや電柱など公共物を壊せば,もちろん賠償しなければならないです。公共物は意外なほど高額であるため対物賠償保険のある任意保険に絶対に加入しよう。

 

高速道路で高額な公共物ベスト6!

  1. 案内標識(出口に内部照明で照らしてあるもの):約540万
  2. 信号機1本:200万
  3. 非常用電話機:約140万
  4. 遮音壁(支柱を除く長さ4mx高さ5m):約60万
  5. アスファルト舗装(1車線3.5m×10m):約60万
  6. ガードレール1枚(支柱込みで4m):約30万

 

 

公共物はそれほど高くなくても交換作業のために交通整理が必要になることも多く,人件費も上乗せされてしまい,結果的に賠償費用が高額になる場合もあります。

 

このことを考えても,自賠責保険だけでは恐ろしいことが理解できると思います。

 

任意保険では対人賠償保険と同様に対物賠償保険も無制限にしておくことをオススメします。

任意保険を賢く利用する5つのポイント!

 

ポイント1 相互比較サイトを利用する!

バイク保険の相互比較サイトは,是非活用したいツールです。条件を入力して一括見積もりができるだけでなく,各会社のポイントを要約してくれているのでオススメです。

相互比較サイトはコチラ!

 

ポイント2 ファミリーバイク特約を利用する!

これは125cc以下のバイクが対象になります。

 

クルマを所有し,すでに自動車保険に加入しているなら,自動車保険のファミリーバイク特約に加入することができ、保険料を大幅に下げることができます。

 

ポイント3 対物差額修理費用担保特約!

この保険は僕も最近知りました。対物賠償保険は時価額が上限として設定されています。

 

分かりやすく説明すると,あなたが100%の過失で事故を起こすとします。

 

相手の車が時価(中古車市場での平均価格)30万円の古いクルマだとします。

 

あなたの保険で相手のクルマの修理費用を払うことになるのですが,対物保険は無制限になっていても時価が上限となっているため,支払われる賠償額は30万円になります。

 

しかし,相手の修理したクルマの費用が時価額を超えて50万円だったとした場合,対物補償で30万円を保険で支払い,差額の20万円を自己負担することになります。

 

その差額を支払ってくれるのが対物差額修理費用担保特約になります。

 

この特約はオススメ。

ポイント4 お得なリスク細分型!

リスク細分型は契約者の条件によって保険料を大幅に下げることができます。

 

例えば,年間の予想最大走行距離が5000㎞未満,使用目的はレジャー,免許証はゴールド,事故が少ない地域に住んでいるなど。

 

ポイント5 条件設定で保険料を安くする!

任意保険は,運転者の年齢条件を設けることで保険料を安くすることができます。

 

しかし,条件外年齢の運転者による事故の時は原則的に補償されないので,注意が必要です。

 

4つのおすすめバイク保険会社!

アクサダイレクト

レッカーサービスなど無料のアシスタンスサービスが付帯する

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三井ダイレクト

様々な特約に加え,全国3000カ所のロードサービスネットワークを駆使し,事故や故障,トラブルに24時間365日対応する

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チューリッヒ保険会社

業界最高レベルのロードサービスや事故対応に加え,数多く設定された特約を駆使し,きめ細やかなサポートを得ることができる

詳しくはコチラ!

 

損保ジャパン

もし事故が起きた場合,任意保険の保険金に加え,自賠責保険の保険金も一括で支払ってくれる一括制度を採用している

詳しくはコチラ!

 

まとめ!

いかがだったでしょうか?

 

今回は「自賠責保険とは?自賠責保険と任意保険の違いについて」紹介しました。

 

あくまでも自賠責保険は被害者への最低限の救済方法であり,バイク事故を起こした場合は自賠責保険だけでは賠償金を支払うことは困難である場合が多いことを理解して頂けたらと思います。

 

好きなバイクに乗って人生台無しにしないように自賠責保険だけでなく必ず任意保険にも加入するようにしましょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

ではでは〜今日はこの辺で〜またね〜( ^ω^ )

END

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