これからハーレー乗りたいと考えている人はハーレーの維持費ってどれぐらいかかるのか気になりませんか?
特にハーレーの車検なんかは車並みに費用がかかるのでは?と考えたら少しハーレーに乗ることを悩みますよね。
実際のところは車検をお願いするお店によって車検費用は変わってきます。
また、ユーザー車検ではお店に車検をお願いするよりも車検費用を安く済ませることもできます。
ハーレーを買った後のことも考えず無計画でハーレーを買ってしまうと「ハーレー買ったはいいけど、こんなに維持費がかかると思っていなかった!」とハーレーを手放すなんてこともあり得ます。
しっかりとハーレーに乗るための知識を付けて計画的にハーレーを買うことで「こんなはずじゃなかった」を避けて、楽しいハーレーライフを送ることができます。
この記事ではハーレー歴10年以上の僕が実際にハーレーの車検費用がどれぐらいかかるのか包み隠さず徹底的に解説していきます。
ハーレーの車検費用が気になる方は読んでみてください。
結論!僕のハーレーの車検費用は約50000円!!
結論!ハーレースポーツスターXL1200X2013年式モデルの場合、ハーレーの車検費用は約50000円!
部品交換やオイル交換などはしてない場合です。
主な内訳は以下になります。
- 車検整備費用17000円
- 検査代行費用12000円
- 検査持込費用5000円
- 消費税3400円
- 自動車重量税3800円
- 登録印紙代1100円
- 自賠責保険料9440円
ショップ車検とユーザー車検はどっちがオススメ?
ショップ車検のメリット・デメリット
ショップに依頼してハーレーの車検を受ける場合は,そのほとんどが継続審査とともに定期点検整備を依頼することを意味しています。
ショップ車検のメリットは以下になります。
- 安心・安全性がある
- ユーザー車検に比べ手間がない(時間に余裕がない人はオススメ)
- 予防整備ができる(交換した方が良い部品は教えてくれる)
デメリットは以下になります。
- 費用が高い
点検整備費用はもちろん,消耗部品の交換などによってパーツ代や交換工賃の費用が発生します。
そのためハーレーの車検にかかる費用も高くなります。
ショップごとに価格が異なるので見積もりを取ることでその詳細を知ることができます。
遠慮なく見積もりを依頼しましょう!
車検費用は総額で最低でも50000円以上はかかると思っておきましょう。
僕はハーレー乗るにあたって「安心・安全」を最優先するので車検はお店にお願いしています。
ユーザー車検のメリット・デメリット
ユーザー車検とは,ユーザー自身が陸運局に車両を持ち込み,自動車検査法人の検査場で継続検査いわゆる車検を受けることを言います。
ユーザー車検のメリットは以下になります。
- 車検費用を安く済ませることができる
- バイク整備の知識が付く
デメリットは以下になります。
- ある程度のバイク整備の知識がいる
- 時間と手間がかかる
- ショップ車検に比べ安全性に欠ける
ユーザー車検で初心者が難しいのがヘッドライトの光軸調整だと言われています。
光軸調整は検査場で依頼することができるので初心者の方は依頼するのも良いと思います。
費用は約2000円程度です。
代書屋(申請書類を作成してもらう)も検査場近くにあるので,書類で時間がかかってしまいそうな人,書くのに自信がない人は利用をオススメします。
費用は約2000円程度となります。
ユーザー車検はハーレーを陸運局へ持ち込み、必要な申請や手続きを全て自分で行うためショップに依頼するよりも手間がかかります。
その代わりに費用をかなり抑えることができます。
ユーザー車検での総額費用は約20000円前後です。
ハーレー車検を受ける時に必ずかかる3つの費用!
ハーレーの車検を受ける時かかる主な費用は以下の3項目です。
自賠責保険料
自賠責保険とは,事故による被害者を救済する保険です。
全ての二輪車と自動車は自賠責保険への加入が義務づけられています。
バイク車検時には次の車検満了日までの自賠責保険料の費用が必要となります。
大型自動二輪(251cc以上) <加入年数 2023年度の料金(2022年度 / 2021年度 / 2020年度)>
・1年 7,100円(7,270円 / 7,270円 / 7,420円) ・2年 8,760円(9,270円 / 9,270円 / 9,680円) ・3年 10,490円(11,960円 / 11,960円 / 11,900円)
重量税
ハーレーを所有することで収めなければならない税金が重量税になります。
重量税は,251cc以上のバイクは新車購入時と車検毎に費用を支払う必要があります。
ハーレーは大型バイクに該当するので当然重量税を支払うことになります。
新車購入時には3年分の重量税を支払うことになります。
その後は車検毎(2年毎)に3800円の重量税の費用を支払うことになります。
登録印紙代
バイクの登録印紙代は、1100円になります。(2023年現在)
具体的な金額や要件は時期や地域によって変わる可能性があるため、最新の情報を正確に把握するために、地元の運輸支局や関連する公的なウェブサイトを確認することをお勧めします。
ハーレーの車検を受ける時に必要なモノ!
- 車検証
- 自賠責保険証
- 自動車税納税証明書
これだけは事前に準備しておきましょう。
自賠責保険証は,ユーザー車検の場合,車検を受ける前までに保険期間の継続手続きを行うことになります。
車検場の近く・敷地内に代理店があるので更新は車検当日でも手続き可能です。
ユーザー車検の場合!
また,ユーザー車検では上記の書類以外にも以下の書類が必要になります。
- 自動車検査票
- 自動車重量税納付書
- 継続検査申請書
これらについても車検当日に準備することになります。
車検は車検満了日の1か月前から受けれる!
車検満了日の1ヶ月前~満了日までの間に車検を受ければ、車検はいつ受けても構いません。
車検証に記載されている「有効期間満了日」の欄をチェックしておきましょう。
また,バイクの車検期間は,新車を購入した場合の初回に限り3年間であり,2回目以降,もしくは中古で購入したバイクにおいては2年に1度車検を受けなければいけないことになっています。
私がハーレーの車検を受けた時の失敗談!
まだハーレー乗り始めの頃、現在車検をお願いしているバイクショップとは違うカスタムバイクショップに初めてハーレーの車検をお願いしたときのことです。
その時,スタッフからはハーレーの車検今回初めてなら素通しで大丈夫だと言われました。
それを聞いた僕は交換パーツはないってことで点検・整備は当たり前のようにしてくれるものだと思っていました。(ちゃんと詳細を聞けば良かったのですが………)
そして,車検が終わったとの連絡を受け,ショップにバイクを受け取りに行って,車検費用を支払いました。
その時の車検費用が70000円か80000円だったと思います。(どっちか忘れてしまいました)少し高いなと思いながらもなんの疑いもなく支払いました。
そして,後日こんなハガキが家に送られてきました。
国土交通省より「自動車の定期点検整備のご案内について」のハガキが郵送されてきました。
読んでみると「あなたのバイクは購入されて1度も点検整備がされていません、ちゃんと点検整備をして下さいね」という内容でした。
え,車検で点検・整備してくれてないの?
素通しって意味はホントに車検を通すだけってことなの?
まぁそういう意味ならそれでもいいけど,にしても素通しで70000円、80000円は高くない?ありえなくないか!(今お願いしているバイクショップでは車検整備はもちろんありで約50000円)
事前に僕が車検について調べてなくて,勉強不足なのが招いてしまったことですので今回はいい勉強をしたと思うしかありませんでした。
それにしても,この費用ならユーザー車検で車検を受けた後ショップに定期点検だけをお願いした方が断然安くつくだろうし,高くついたとしても定期点検してくれているわけだからこっちの方が良かったなぁと思う今日この頃でした。
事前に見積もり書などを作成してもらい詳細を把握しておくことは大事なことだと思いました。
まとめ!
今回は「ハーレーの車検費用」について解説しました。
この記事を読んで意外とハーレーの車検費用は許容範囲だと感じた人も多いのではないでしょうか。
ハーレーを所有するとなるとちゃんと維持できるだろうか心配になると思います。
ブログを読んだりや実際に自分の周りのハーレー乗りに聞いて知識を付けることでお金の事前準備をしておけばハーレーを所有することはそんなに難しいことではありません。
事前にハーレーの車検はどのぐらい費用がかかるか把握しておくことでお金を計画的に貯めることができ,ピンチを回避できるようになります。
また,車検について知識をつけておくことでトラブルや損をすることを未然に防ぐこともできます。
以下の記事では「ハーレーの消耗品の交換時期・費用」を解説していますので併せて読んで頂けたらと思います。
また、こちらの記事は「車検切れのバイクに乗ったらどうなるのか?」を解説しています。気になる方はこちらも読んで頂けたらと思います。
バイクギア、革製品を揃えたい人はこちらのショップをオススメしています。デグナーは革製品で有名なショップでバイクのサドルバックや革ジャン・財布・コインケースなど商品多数あります。
END
スポンサーリンク
Dresses and shifts